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こんにちは、まるみです。
突然ですが、あなたは一人暮らしですか?実家暮らしですか?
(独身の方への問いです。夫婦で暮らす方の別居を促す意図はありません。)
まるみは社会人2年目で親元を離れ、9年程一人暮らしをしています。
実家からでも十分通える場所に就職したのに実家を出たことに関して、
「女の子だしまだ若いのに偉いわねぇ」とよく言われました。
(女の子だろうが男の子だろうが関係ないよね…)
会社にはいろんな人がいるもので、
一人暮らしを経験しないまま結婚するケースや、
実家にずっといて30代後半でも独身でのんびり実家で暮らすケースなど、
様々なスタイルの方々を見てきました。
結果、家族に介護が必要など特別な理由がない限り、
社会人であれば一人暮らしを経験するべきだと考えています。
なぜなら、実家暮らしである限り、本当の意味で自立することは極めて難しいからです。
仮に自立しないまま結婚して親元を離れても、
依存する相手が変わる又は増えるだけのケースが結構多く見られます。
是非周りを見渡してみてください。
社会人なら一人暮らしすべき!たった一つの理由
それは、一人暮らしが
「自分で考え・調べ・選択し、決断・実行し、自分の望む人生を生きる=自立」を日常で経験する絶好のチャンスだからです。
逆に言えば、実家暮らしはそのチャンスが極端に少ないと言えるでしょう。
実家暮らしの場合、生まれたころから生活を共にしてきた家族と継続して同居するのですから、
自分の望むようにできない又は自分が何もしなくても事が進むことが多々あります。
自分一人で考えたり、調べたりすることが多少あっても、
一人で決断してその結論に責任を持つ経験は一人暮らしと同等にはできません。
又、親に介護が必要になったり、結婚したり、時期が来ればいずれ一人暮らしができなくなるパターンは多いです。
一人暮らしができる限られた期間に、一度でもいいから経験しておくことをおすすめします。
自立に必要な3要素
一般に、自立と言える状態を達成するには以下の3要素が成り立っていることが不可欠と考えられます。
精神的自立
これは、一人暮らしでも離れた親と毎日連絡をとっている人や、彼氏彼女や会社や友達に精神的に依存する場合もありますから、一人暮らしがゆえにできることとは言えません。
しかしながら、一人で暮らすことをきっかけに精神的に自立することは大いにあり得ます。
例えば、何時に寝て、何時に起きて、休みの日にぐぅたらテレビやYouTubeを見て怠惰な生活をしていても、食べたいものを食べたいときに好きなだけ食べて荒んだ生活をしても、あれこれ言う人がいません。
そんな環境の中で自分を律して生活することで、自己管理能力が養われ、自然と精神的自立が達成できるケースは多いでしょう。
物理的自立
先に述べた精神的自立は実家暮らしでも人によって達成できますが、物理的自立は親元を離れて初めて達成できるものです。
●実家暮らしで、家賃を振り込んだり、家賃のための引き落とし口座の残高確認したことありますか?
●住民票、自分で移したことありますか?
●源泉徴収票などの公的書類の「世帯主欄」に、親の名前書いてないですか?(これは後述の経済的自立とも関連します。)
一人暮らしを始めたばかりの人に“あるある”な事ですが、
●実家にいた時は楽に受け取れた宅配便が、自分一人しか住んでいないと、なかなか受け取れない。
(最近は宅配ボックスやロッカーができて解決策は用意され始めましたが、不在にしていても家の中に荷物が届くのは、受け取ってくれた誰かのおかげであり、依存状態であると言えます。それ自体が悪いというわけではありませんが。)
●実家にいた頃はたいして気にしたことがなかった物音や、地震・台風がこわくて、原因や対処法をググるようになった。
●話し相手が家にいない。一人でテレビを見て笑う。
なども、物理的に自立して初めて起こることですね。
自立前は気にも留めなかったことが、自立するとありがたく感じるようになります。
以後誰かと住むことになったとき、感謝の気持ちを持って接することができますよね。
経済的自立
これは言わずもがなですが、実家暮らしで達成できるものではないと思います。
実家暮らしの方からは、「毎月実家にお金入れてるし、自分で働いたお金使ってるんだからいいじゃん!」と言われそうですね。
でも、そのレベルで自立してるって言えますかね?
実家暮らしで、
家賃や住宅ローン・3食分の食費・電気代・水道代・ガス代
駐車場やガソリン車検代・通信費
掃除・洗濯・炊事に必要な洗剤や歯ブラシ/電球などの日用品代
などなど…
自分で全額払っていますか?
実家暮らしで上記を全額払っている人は見たことがないですね。
私も、一人暮らしになって初めて
お風呂掃除の洗剤とか
ブラシとか
買いに行って、
実家暮らしの時はお金を出しているようで
全然自立してなかったな~と気付きました。
上記を全額払っている人が偉いのではなくて、払っていない時点でまだ自立とは言えないということです。
自分以外の誰かがお金を負担してくれているということですからね。
(お風呂掃除で言えば、毎日全員がお風呂掃除するわけではないので、掃除の時間すら家族に負担してもらっていて、依存していたなと思います。)
自分の身の回りのことが全て自分で選択・実行できて初めて、本当に自立したと言えるんです。
本当に自立した人こそ、初めて自分の人生を歩むことができます。
親元を離れて初めて、真の親のありがたみがわかる
「実家暮らしだって親のありがたみぐらいわかってるよ!」
という声が今にも聞こえそうですが、、、
本当にわかってますか?(敢えて言います。笑)
私は正直、ありがたいと思ってはいたものの、実家を出て初めて本当のありがたみや、親が子を育てる大変さを少し理解しました。
実家にいると、部屋の電気をつけっぱなしにしただけで怒られたり、薄着で寒いって暖房強めにしてたら設定温度下げられたりしません?(うちだけ?)
「うるさいなー」って思ったり、虫の居所が悪いと口に出しちゃったりしてたんですよね。
でも、一人暮らしを始めたら、
毎月家賃と光熱費を払って、
残りのお金のうちいくらまで食費や服に回せて、
交際費はいくらまでしか使えないな…とか、細かく考えるようになったんです。
今月は飲み会が多そうだし、光熱費抑えたいからお皿洗いは水にしようかな、
とか、
もこもこのルームシューズ履いて、
“着る毛布”着て、
暖房抑えようとか。
こんなこと、実家にいたころはそこまで細かく気にしませんでした。
でも親は、自分だけでなく子供の分まで考えて毎日生活していたんですね。
それに気づくと、親孝行しなきゃなと思うし、自分が親になるまでにもっと自分を高めないといけないなと思いますよね。
親から自立することは、社会的な自立につながる
社会人で実家に住んでいる人からは、
よく「実家から会社通えちゃうからさ、一人暮らしする必要ないんだよね。」などと言われますが、
ぶっちゃけ「狭い世界で生きてるんだな」と思ってしまいます。
だって、一人暮らしできる期間なんて人生のうちのほんの一部なのに、
なんでいろんな土地のいろんな部屋に住める機会を自ら手放すんだろう。
親のありがたみもわからず、自分のことを自分で全部やるわけでもなく、
ただ学校を卒業して社会人になって、学費を払う側からお給料をもらう側にちょっと変化しただけで、
自立した気になるのって、危険ですよね。
なのに「親が○○っていうからさ~」って、何かにつけて親が登場するのがいい例だと思うんです。
あなたの思う、成功している人を思い出してみてください。
その人は、一人暮らし適齢期に、実家暮らしでしたか?
親の望む人生を生きるな
私の崇拝するホリエモンこと堀江貴文さんの名著
“親の望む人生を生きるな。自分の望む人生を生きろ。”
実家暮らしだと物理的に親の管理下にある場所に自ら好んで住んでいることになりますから、
親だって口出ししたくもなるし、子離れしにくい環境にもなります。
やりたいことを親に反対されることもあるでしょう。
それでいい。実家がいい。納得している。という人は
ずっと実家で幸せに暮らせばいいと思うんです。
ただ、この記事を読んでくださっているということは、少なからず親の管理下でいることに疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。
そういう人こそ、いますぐ実家を出て、自分で生計を立てながら、好きなことにチャレンジするべきではないでしょうか。
あなたの人生は、あなたのものです。
一人暮らしで得た自立心と、経験やスキルは、その後の人生で間違いなくあなたの支えになります。
自立した大人同士で結婚して一緒に住むようになれば、
お互いに感謝の気持ちを忘れず、支えあって、情緒の安定した家庭を築くことができるでしょう。
一人暮らしを経験して、後に実家に戻ることになっても、以前とは違う親との関わり方を実践できるはずです。
確かに自立は容易ではないし、さみしいし、孤独を味わうことだってあります。
けれども、それを受け入れて、乗り越えることができて、強くなり、成長するんではないでしょうか。
実家が息苦しいとか、親の目が気になるとか、いつまでも実家暮らしでいいのかな…と思いながら実家にいるのであれば、
いますぐにでも、その環境をかえることをおすすめします。